2026年5月5日火曜日

だれからも無謀と思われた新設大学の設置結果ーー武雄アジア大学の例

 『佐賀新聞』2026年5月2日付けによると、

「武雄アジア大の定員割れ 市民グループ、閉校と補助金返還を求める署名6千筆を武雄市に提出」(記者)


が掲載された。大幅な定員割れで、国会でも取りあげられた大学定員未達問題に、さっそく武雄市民グループから「閉校と補助金返還を求める署名6千筆」が武雄市長に提出されたという。
 常識的にみて、だれからも無謀と思われた新設大学の設置は武雄市長の政治的判断で強行された。
いま、ここで最優先すべき論議は、たとえ37名の入学者だとしても、かれら若者の最善の勉学の機会を提供することである。彼らの未来を奪わないために。

 学長は「大学設置認可が8月であったので、学生募集の時期が遅れた」と説明するが、それでは彼女の責任逃れ。そうであれば、即刻、学長職を辞任すべきである。なぜならば、それをシナリオに入れた学生確保の見通し書を文部科学省に提出することで、文部科学省のみならず、補助金を交付された武雄市民・佐賀県民への確約であったからである。
 教員職の資格審査は存在するが、学長職の審査はないので、いつでも交代可能である。
 つまり、縁もゆかりもない武雄や佐賀の地を離れて、学生募集のプロに学長職をお譲りになってはいかがでしょうか。貴女には自らの驕りをお捨てになってはいかがだろうか。これまでの職歴や研究成果などを誇りとして、ご自身は著名人だと錯覚なさっておいでであろうが、武雄市民や佐賀県民などに無縁である。誰一人としてと書けば書きすぎだろうが、私の周辺の武雄市民だれしもが、落下傘のごとく舞い降りた貴女の名前になじみがなかった。
  「この人、だれ?」

 今、貴女がすべきは無残な募集結果を踏まえて、
*九州全域での学生募集の猛烈活動
です。クーラーが効き、秘書のいる学長室に在室しながら、椅子にふんぞり返っているのではなく、炎天下であろうと豪雨であろうと暴風であろうと、大学外に出かけ、来年の学生募集に専念して、2年目以降の定員充足を実現することです。
それが学長たる貴女の責任と義務です。
 皮肉にも、全国紙で武雄アジ大の名前は拡散されたピンチを、チャンスに代えて。

 それは、あなた方を信じて政治的決断をした小松政武雄市長へのせめてもの誠意でもある。2年目でも学生募集に失敗したならば、小松市長の政治的生命は完全に絶たれてしまうにちがいありません。
 ましてや貴女を選任した内田信子学校法人旭学園理事長への恩返しでもある。

 







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