2009年4月18日土曜日

1909年生まれのなかじまあつし

パラオ行きの前に目を通した作家Nakajima敦は1909年(明治42年)生まれ。考えてみると、太宰治も松本清張も同年生まれ。大岡昇平もそうだ。
 Nakajimaの『山月記』は名作。高校時代に読まされた時には、その文学的香りよりも、文章の難解さに手を焼いたので、すっかり敬遠したままであった。40年近く過ぎた現在でも、当時30歳前後の人間が描いたとは思えないほどに、文学的水準の高い。

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