2010年8月14日土曜日

和館と呼称しない日本人

「倭」が良い意味を帯びているのかどうか、を知らない研究者が存在すると思われない。
ところが慶応大学の田代和生著『倭館』に代表されるように、日本では「和館」ではなく「倭館」が一般的に通用している。韓国で通称するから、という理由である。しかしこれで、韓国の研究者に迎合する立場は明確になったとしても、日本人の立場は担保されるだろうか。

新書: 268ページ
出版社: 文藝春秋 (2002/10)
ISBN-10: 4166602810
ISBN-13: 978-4166602810
発売日: 2002/10

これまで、韓国研究者の甘心を買うような態度を取ることが一般的であった。

もう、こうした愚かな態度は止めようではないか。

すでに早くから泉澄一先生の著書には、一貫して「和館」と表記されていた。慧眼の士である。

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