先日、福岡市総合図書館に、ぶらりと立ち寄った。昭和20年8月15日以降の『西日本新聞』記事を読むためである。その動機は、出水薫先生の力作に触発されたからである。
「敗戦後の博多港における朝鮮人帰国について : 博多引揚援護局『局史』を中心とした検討」(出版年:1993/11/15、刊行元:九州大学法政学会、法政研究 ー 60(1)ー p71-101 / Journal of Law and Politics 60(1) p71-101)
出水先生が依拠したのは『西日本新聞』であったが、出水先生の視点とは反対に、福岡に引き揚げてきた日本人たちに関する記事を通読したいと願ったからである。
ところで、マイクロフィルムを返却するときに、カウンターで一心不乱に業務に専心なさっておいでの司書の方の邪魔になると思いつつも、ふと尋ねた。引揚記録に関心を持っています、と。すると、『太平洋戦争白書』を紹介してくださった。併せて、図書館職員のボランティアで完成した『日の雨が降った』(葦書房、1986年)も。
恐るべきは米軍の調査遂行能力の高さと的確なニーズ把握。
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太平洋戦争白書 / 米国戦略爆撃調査団[編]
出版者ーー東京 : 日本図書センター
出版年ーー1992.6
大きさーー冊 ; 31cm
別書名
OH:The United States strategic bombing survey
OR:Final reports of the United States Strategic Bombing Survey, 1945-47
一般注記:背の書名: The United States strategic bombing survey.
「米国戦略爆撃調査団報告書」のうち対日戦に関する最終報告書(Final reports fo the United States Strategic Bombing Survey, 1945-47)の複製
目次:第1巻:本部報告. 第2巻-第5巻:民間防衛部門. 第6巻:医療部門. 第7巻:戦意部門.第8巻-第12巻:航空機部門. 第13巻:基礎資材部門. 第14巻:資本財・設備・建設部門、第15巻:電力部門. 第16巻:労働力・食糧・民需部門. 第17巻:軍需部門.第18巻-第19巻:石油化学部門. 第20巻:全般的経済効果部門. 第21巻:運輸部門.第22巻-第23巻:都市部門(1-2). 第24巻-第26巻:陸軍分析部門(1-3).第27巻-第37巻:海軍分析部門(1-11). 第38巻-第48巻:物質的被害部門(1-11).第49巻-第50巻:情報部門.
著者標目:United States Strategic Bombing Survey
分 類:NDC8:210.75
本文言語:英語
コード類:書誌ID=20130721 NCID=BN08679754
2009年1月27日火曜日
2009年1月25日日曜日
箏「乱輪舌」
江戸時代の名人、八つ橋検校が作曲したと伝えられる箏曲「乱輪舌」を聞く。派手さやダイナミックさを持たない玄人好みの地味な曲だが、それだけに奏者の力量が試されよう。段物毎に異なるリズムとテンポ。短い曲だけに、聴衆に与える感動を、奏者はどのように作り出すのか?計算尽くされた技法こそ、プロかアマかの違いか?
17世紀の作曲家、八つ橋検校は、ピアノではない楽器を用いたので、そのメロディーは大きく異なる。
17世紀の作曲家、八つ橋検校は、ピアノではない楽器を用いたので、そのメロディーは大きく異なる。
敬愛する森田先生
先日来、森田芳夫先生編集の『朝鮮終戦の記録』(厳南堂書店)を熟読している。面白い。例によって、「記録の名人」による編集である。無味乾燥の各種データと引揚者オーラルヒストリーの羅列であり、まったくの衒いも華美な化粧もない。あるのは、事実を記録しようとする執念。
京城帝国大学法文学部史学科卒業の森田先生ならではの、史料集。韓国には、歴代の実録があるが、森田先生の願いは、在朝日本人たちの36年間の実録を編纂することにあったのではないか。
それにしても、森田先生の声咳に接する機会が多かった時、戦前の「緑旗連盟」、「国民総力朝鮮連盟」に関するインタビュー出来なかったことが惜しまれる。
そして、「国民総力朝鮮連盟」荻山秀雄氏とも面識があったが、彼のインタビューの機会もなかった。
森田先生の場合、あくまでも沈黙を守っておいでであったからだが、荻山氏の場合、彼の経歴を知らなかったからである。
京城帝国大学法文学部史学科卒業の森田先生ならではの、史料集。韓国には、歴代の実録があるが、森田先生の願いは、在朝日本人たちの36年間の実録を編纂することにあったのではないか。
それにしても、森田先生の声咳に接する機会が多かった時、戦前の「緑旗連盟」、「国民総力朝鮮連盟」に関するインタビュー出来なかったことが惜しまれる。
そして、「国民総力朝鮮連盟」荻山秀雄氏とも面識があったが、彼のインタビューの機会もなかった。
森田先生の場合、あくまでも沈黙を守っておいでであったからだが、荻山氏の場合、彼の経歴を知らなかったからである。
2009年1月23日金曜日
小説の人物造型
プロとアマチュアの違いは、簡単。Toolの多寡。大工にしろ、理髪師にしろ、そのToolが質と量の両面で大きく異なる。金槌一つしかない大工がいないように、プロの理髪師の腰ベルトには鋏と剃刀が並ぶ。
小説の人物造型にしても、いざ、主人公の名前を「****」と決めても、その容貌、趣味、好きな男性像、口癖などが、具体的に決定すべき事柄が多い。
どこに住み、食べ物は何が好きだろうか、何が好きな飲み物だろうか。パジャマ派か浴衣派?起床から就寝まで、どのような生活スタイルだろうか。そうだ、子供は何人?それとも独身。
まだまだ決めなくてはならないことの多さに気づく。
人物造型、舞台設定、ストーリー設定、主題、小説手法ーー。
ストーリーは。冒頭の一言は?プロットは?
在日Koreanとするか、北海道出身とするか、それとも時代設定を昭和20年代の初めとして、旧満州からの引揚者とするか。
小説の人物造型にしても、いざ、主人公の名前を「****」と決めても、その容貌、趣味、好きな男性像、口癖などが、具体的に決定すべき事柄が多い。
どこに住み、食べ物は何が好きだろうか、何が好きな飲み物だろうか。パジャマ派か浴衣派?起床から就寝まで、どのような生活スタイルだろうか。そうだ、子供は何人?それとも独身。
まだまだ決めなくてはならないことの多さに気づく。
人物造型、舞台設定、ストーリー設定、主題、小説手法ーー。
ストーリーは。冒頭の一言は?プロットは?
在日Koreanとするか、北海道出身とするか、それとも時代設定を昭和20年代の初めとして、旧満州からの引揚者とするか。
2009年1月22日木曜日
毎日、ブログを書き続ける困難さ
かって、稀代のメモ魔「K」がいた。彼の日記の巻数は小型の手帳、大学ノート、便箋、半紙など297冊を数えるそうである。執筆期間は大正8年から昭和19年まで。
尊敬したい、毎日書き続けることを。寸暇を惜しむことは出来る。しかしメモを書き続けることは難しい。
本ブログは誰一人として読者を想定していない。あくまでも一人だけが書きつらねることで、自らの自戒を込めて生きる事を目的とする。そして、みずからのメモ代わりにも。
小説を書きたい。主人公は、裕希子。名は決まったが、年齢や職業や容姿は未定。ストーリーも不明。時代も。舞台も。
我が愛するBerkeleyにすれば、舞台設定は簡単か。知り尽くしているので。
とはいえ、その考える精神的な余裕がない。
尊敬したい、毎日書き続けることを。寸暇を惜しむことは出来る。しかしメモを書き続けることは難しい。
本ブログは誰一人として読者を想定していない。あくまでも一人だけが書きつらねることで、自らの自戒を込めて生きる事を目的とする。そして、みずからのメモ代わりにも。
小説を書きたい。主人公は、裕希子。名は決まったが、年齢や職業や容姿は未定。ストーリーも不明。時代も。舞台も。
我が愛するBerkeleyにすれば、舞台設定は簡単か。知り尽くしているので。
とはいえ、その考える精神的な余裕がない。
2009年1月18日日曜日
沖縄人のPalau体験
読谷村史 「戦時記録」上巻 第二章 読谷山村民の戦争体験 、 第五節 海外での戦争体験
津波氏(大正8年生)「 南洋出稼ぎ移民の戦争体験体験記(パラオ)」
山内氏(大正七年生)
http://www.yomitan.jp/sonsi/vol05a/index.htm
津波氏(大正8年生)「 南洋出稼ぎ移民の戦争体験体験記(パラオ)」
山内氏(大正七年生)
http://www.yomitan.jp/sonsi/vol05a/index.htm
目の前の風景と、昔の写真
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